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2013年9月14日 (土)

論理療法

論理療法とは

論理療法とは、アルバート・エリスによって提唱された心理療法です。 エリスの論理療法は広い意味での認知療法に含まれます。

論理療法は、論理情動行動療法とも呼ばれ、頭文字からREBTとも呼ばれます。

論理療法のABC理論

論理療法では、出来事が直接不安や抑うつを引き起こするわけではなく、認知を介して引き起こされます。 論理療法で扱う認知は、不合理な認知と呼ばれます。

Abctheory2

うつ病などを患う患者には不合理な認知が共通して存在すると考えます。

不合理な認知とは、「絶対明日までに提出しなければならない」「私はいつも完璧でなければならない」というような認知です。

そこで不合理な認知を反駁(論破)することによって、不安や抑うつを減少させようとします。 これを定式化したのがABC理論です。

A:先行する出来事 B:不合理な認知(信念) C:結果(不安・抑うつ)

または A:先行する出来事 B:不合理な認知(信念) C:結果(不安・抑うつ) D:反駁 E:効果的な認知 そのため、ABCDE理論とも呼ばれます。

重要キーワード:論理療法、論理情動行動療法、REBT、エリス、不合理な信念、イラショナルビリーフ、ABC理論

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