ホメオスタシス
ホメオスタシスとは?
常に生理学的なバランスを維持する傾向のことです。
ホメオスタシスは生理学者のキャノンによって提唱されました。
ホメオスタシスの例
・アルコールへの耐性
例えばお酒を摂取しているとだんだんお酒に強くなってきます。そしてお酒を飲んでもすぐには酔わなくなってきます。これは体の中に耐性がでてくるからなんですが、このお酒への耐性もホメオスタシスの例です。
要するに、アルコールの摂取で崩れた体内のバランスを保とうとするんです。
・カフェインへの耐性
お酒と同じような例をあげると、コーヒーを寝る前に飲むと眠れなかったのが、習慣的にたくさんコーヒーを飲んでいると、コーヒーを飲んでもぐっすり眠れるようになります。これもお酒と同様に、コーヒー(カフェイン)への耐性ができるからだと考えられます。
・汗をかく
運動をして汗をかくのもホメオスタシスの例です。運動をしたり緊張したりすると体温が上がりますが、体温が上がるというのは体内のバランスが傾いている状態であり、そのバランスを元に戻そうとして、汗が出ます。汗がでると熱がさがっています。
風邪で熱を出しているときに汗がたくさん出るのもホメオスタシスの例です。
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